【イデファーム誕生秘話③】「美味しかったよ」の生の声。月1回の朝市が教えてくれたこと

朝市

こんにちは。週末農家見習いのさりー31です。

今日は土曜日、暖かな陽射しの中、畑に行ってまいりました。

記録的な雨不足で、土埃が舞う中、頑張って育ってくれているほうれん草や小松菜、かぶなどを収穫してきました。

来週は雨予報。恵みの雨になりますように。

[前回の記事]では、メルカリでの「美味しい!」という文字のメッセージが、自信のなかった両親の背中を大きく押してくれたお話をしました。

今日はそこからスマホの世界を飛び出し、直接お客様の顔を見て野菜を届けるようになった**「リアルな出会い」**のお話です。

目次

声をかけてもらった「イデカフェさんの朝市」

私たちが細々とメルカリで野菜を売っていることを知った知人から、ある日こんな声をかけてもらいました。 「月に1回やっている『イデカフェの朝市』で、野菜を並べてみない?」

お声がけをいただき始めたものの、最初は本当に手探りでした。 商品がたくさん採れた時に数品だけ持っていき、出店も数ヶ月に1回という、とてもゆるいペース。

お客様も、美味しいコーヒーを買いに来たついでに、「あら、野菜もあるのね。じゃあついでに買っていこうかしら」という方がほとんどでした。

変わっていく両親の「野菜づくり」

ところが、回数を重ねるうちに少しずつ変化が起きました。

「この前の野菜、すごく美味しかったわよ!」 「前に買ったあれ、今日は置いてないの?」

そんな嬉しい言葉を、直接お客様からいただけるようになったのです。 スマホの画面越しではなく、目の前で笑顔を見ながらかけられる「美味しい」の破壊力はすさまじいものでした。

リピーターのお客様が少しずつ増えていくにつれ、両親の野菜づくりへの向き合い方が変わりました。 これまで「余ったから出す」だったのが、**「朝市の日めがけて、お客様のために野菜を作る」**ようになったのです。 なるべく毎月出店できるようにと、一所懸命に畑で作る品物の計画を立てるようになりました。

5年間の感謝と、新たなる壁

イデカフェさんでの朝市出店は、結果的に5年ほど続きました。 (※実は先日、遠方への荷物の運び出しや朝市のための集中的な出品準備が、高齢の両親には少し負担になってきたため、惜しまれつつも朝市での販売は卒業させていただいたのです)

お店の皆様には、前日からテントをたてて準備をしてくれたり、インスタやツイッターで発信をしてくれたり、お客様として商品を購入してくださったり、本当に良くしていただきました。
また、なにより我が家の野菜を楽しみにしてくださった多くのお客様には、突然の出品終了で本当に申し訳ない思いでいっぱいです。
対面で販売する難しさや楽しさ、そして何より**「直接声をいただける喜び」**を教えてくれた朝市には、感謝してもしきれません。

しかし、朝市に向けて野菜を作ろうと頑張る中で、また**「新たな壁」**にぶつかることになります。

それは……**「野菜の成長は、月に1回の朝市のスケジュールには合わせてくれない」**ということです。 「今が一番美味しい!」というタイミングと朝市の日が合わないこともあり、、またしてもたくさんの野菜が畑で待機する事態になってしまったのです。

「せっかく美味しく育ったのに、次の朝市まで待てない。この子たちをどうしよう?」

悩んだ末に私たちがたどり着いたのが、今のイデファームの形でした。

次回(最終回)は、**「毎日13時オープンの無人販売所」**がどうやって誕生したのかをお話しします。

皆様、どうぞ心も体も休まる、穏やかな週末をお過ごしくださいね!

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