皆様、また1週間が始まりますね!週末農家見習いのさりー31です。
さて、皆様は先週の暖かさ、どう過ごされましたか?私は、畑のお野菜たちのあまりの「急成長」にびっくりしていました。
さりー31「先週末は本当に暖かかったですよね!そのおかげで、畑のほうれん草たちが一気に目を覚まして、収穫が追いつかないくらい大きくなったんです!」



「とうが立たない前に早く収穫しないとね。馬も食わないようなほうれん草になっちゃうよ。」
ほうれん草はあるのに…?お客様から届いた「小松菜コール」


ほうれん草
そうなんです。畑のご機嫌が良かったおかげで、先週末の直売所はほうれん草が山盛り。これだけたくさんあるんだから、皆様喜んでくださるだろうな、と思っていたのですが……。 お客様から意外な言葉をいただいたんです。



「『あら、ほうれん草はたくさんあるわね。……でも、小松菜はないのー?』って近所のお客様に言われたよ。
残念ながら、小松菜はまだ収穫できるほど大きく育っていなかったので、その日はお店に出せていなかったんです。でも、目の前にほうれん草が沢山あるのに、わざわざ小松菜を求めてくださる。


小松菜
お客様の一言で、私も「ほうれん草」と「小松菜」、同じ葉物だけど知らず知らずのうちに、使い分けて料理しているな、と改めて気付かされました。
ほうれん草 VS 小松菜:生まれ故郷が違うから、得意料理も違う!?
実は、「ほうれん草」と「小松菜」の得意分野が違うのは、それぞれの**「生まれ故郷(原産地)」**に大きな秘密が隠されているんです。



「小松菜って、実は東京(江戸)生まれの野菜なんですよ!江戸っ子だから、あんな性格(特徴)になったのかも?」



「ほうれん草は、なんと中東のペルシャ生まれ!シルクロードを渡ってきた、国際派の野菜なんだよ!」
🥬小松菜:せっかちな江戸っ子が愛した、和食の優等生
小松菜は、東京の江戸川区(小松川周辺)が発祥の地。江戸幕府の将軍様が鷹狩りに来た際に献上され、「小松菜」と名付けられたと言われています。
【だからこれが得意!】 気の短い(せっかちな)江戸っ子に合わせて、**「アク抜き不要でサッと使える」**のが最大の特徴です。お出汁や醤油といった日本の伝統的な調味料と相性が良く、お浸しやサッと煮るお味噌汁など、和食にぴったりなんです。
🥬ほうれん草:バターやクリームと出会って輝く、洋食の女王
一方、ほうれん草の原産地はペルシャ(中東)。そこからヨーロッパやアジアへ広がっていきました。ちなみに「菠薐(ほうれん)」とは、中国語でペルシャを意味する言葉なんです。
【だからこれが得意!】 ほうれん草には特有の「アク(シュウ酸)」がありますが、実はこれ、油や乳製品(バター、牛乳、チーズなど)と合わせることでエグみが消えて、まろやかな旨味に変わるという性質を持っています。 ヨーロッパの食文化であるバターソテーや、クリーム煮、キッシュなどの洋食でほうれん草が主役になるのは、理にかなっているんですね!
少しでも野菜の特性や、相性のよい調理方法を知っていると、その時旬の野菜をより美味しく召し上がることができますね。


まとめ



「サッと使える江戸っ子の『小松菜』と、バターでコク深くなるペルシャ生まれの『ほうれん草』。どっちも違って、どっちも美味しい!」
お客様はきっと今日の夕飯には「茹でずにサッと和風の味付けで使える小松菜」を求めていたんですね。
今はまだ小さい小松菜も、この暖かさで、そう遠くない時にお店に並べることができると思います。
それでは、今週も肩の力を抜いて、無理せずぼちぼちいきましょう。









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