【農園日記】直売所のお野菜が少ない理由。冬と夏をつなぐ「端境期」と、露地栽培

皆様、こんにちは! 3月に入り、少しずつ春の陽気を感じる日が増えてきましたね。

いつもイデファームの直売所にお立ち寄りいただき、本当にありがとうございます。 

最近、直売所を覗いてくださったお客様の中には、こんな風に感じた方もいらっしゃるかもしれません。 「あれ?なんだか最近、お野菜の種類も数も少ないな……?」

さりー31

「せっかく足を運んでくださったのに、棚がガラガラな日もあって……。本当に申し訳ない!」

父さん

「今は農家にとって、一年で一番野菜が少なくなる『端境期(はざかいき)』なんだよなあ。」

目次

冬と夏をつなぐバトンタッチの季節「端境期」

実は今の時期は、農業の言葉で**「端境期(はざかいき)」**と呼ばれています。

2月末で大人気だった白菜が完売したように、厳しい寒さを乗り越えて甘みを蓄えた「冬野菜」たちは、次々とシーズンを終えて引退していきます。 一方で、トマトやナスなどの「夏野菜」たちは、まだ種を蒔いたり、小さな苗を育てたりしている準備の真っ最中。

つまり3月は、冬野菜から夏野菜へ畑のバトンタッチをしている最中で、収穫できるお野菜がどうしても少なくなってしまう時期なのです。

太陽と一緒に育てる「露地栽培」だからこそ

「スーパーには一年中いろんな野菜があるのに、どうして?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、温度を人工的にコントロールできるビニールハウスを使えば、時期をずらして野菜を作ることもできます。

 でも、イデファームは屋根のない畑で、太陽の光と自然の雨、そして四季の気温の変化だけで野菜を育てる**「露地栽培(ろじさいばい)」**です。

母さん

「天気にには逆らえないからねえ。野菜がない時期があるのも、仕方がないねえ。」

無理に季節外れのものを育てるのではなく、その土、その季節に合ったものを、一番美味しい「旬」のタイミングで育ててお届けする。 それが私たちのこだわりでもあります。だからこそ、どうしても「今はこれしか採れないんです」という時期が生まれてしまうのです。

春の足音と、これからの楽しみ

春大根の双葉が出てきました

お買い求めいただける商品が少なく、お客様にはご不便や残念な思いをさせてしまい、本当に心苦しい限りです。

でも、畑の中では確実に次の命が育っています! 先日種を蒔いた春大根の芽も出てきましたし、我が家の春の救世主「のらぼう菜」も、収穫の時を今か今かと待ちわびながら大きくなっています。

まとめ

大きくなってきた「のらぼう菜」

もう少しの間、直売所の棚は少し寂しい状態が続いてしまいますが、「今は畑の衣替え中なんだな」と温かく見守っていただけると嬉しいです。

春本番になれば、また美味しい旬のお野菜たちをたくさん並べて皆様をお迎えします! 今週末も、限られた種類にはなりますが、採れたてのお野菜をご用意して直売所を開けておりますので、お散歩がてら、遊びにいらしてくださいね。

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