皆様、おはようございます! 週末は長靴に履き替えて。イデファームの週末農家日記です。
ゴールデンウィーク最終日の5月6日。世間がお休みモードから切り替わる中、イデファームでは今年のお米の運命を左右する「稲もみの種まき」を行いました。
最近は、我が家ぐらいの規模の農家では、苗床(なえどこ)を購入するお宅が多いそうなのですが、我が家は両親の考えで、できる間は、と毎年苗床を作っています。
苗床作りは、最初の下準備が肝心です。本日は、我が家の種まきから発芽を待つまでの、年に1度の工程をご紹介します。
ひと手間で差がつく!育苗箱の下準備

まず最初に行うのが、育苗箱の底に新聞紙を敷き詰める作業です。
後の苗の「保水性」を高め、根っこが地面まで伸びてしまう「根がらみ」を防ぐための大切な工程。この新聞紙一枚が、元気な苗を育てるための土台になり、田植えの時の効率も良くしてくれます。
専用ヘラで平らに。手作業での土入れ

新聞紙の上に土を入れたら、専用の「ならしヘラ」を使って表面を丁寧にならしていきます。
大量に苗を作る農家さんは機械で一気に進める工程ですが、我が家は少量なので、昔ながらの手作業です。
自分の手で感触を確かめながら平らにしていく時間は、週末農家ならではの贅沢なひとときかもしれません。
土が整ったら、水たまりができるほどたっぷりと水を撒きます。この後4日間は一切お水をあげられないので、稲もみが自力で発芽するための水分をここでしっかりと蓄えさせておきます。
手動の道具「コロコロ」で蒔く、昔ながらの稲もみ蒔き

準備が整ったら、手動の道具をコロコロと転がして籾(もみ)を蒔いていきます。
司令塔の父曰く「本当はもっと薄く蒔くのが理想」だそうですが、手動だと力加減がなかなか難しいもの(笑)。それでも、毎年このやり方で立派に収穫できているので、「今年もこれで良し!」と納得しながら進めます。
代々伝わる毛布と「キャラメル包み」



籾の上に薄く土を被せたら、育苗箱を高く積み上げていきます。 仕上げは、昔から使っている水で濡らしたアクリル毛布で全体を包み込み、さらにその上からブルーシートで隙間がないよう「キャラメル包み」に。
この中で稲もみたちは、適度な湿気と温度に守られながら、じっと発芽の時を待ちます。
毛布も変えたらよいのでは、と思う時もあるのですが、条件を変えて発芽しなくなるのも怖いので、今年も例年通りの毛布を使いました。
まとめ
苗床を開けるのは、この週末の予定です。 小さな可愛い芽が一斉に顔を出してくれているかどうか……何度経験しても、この待ち時間はドキドキしてしまいます。
週末の「開封の儀」の様子も、またブログでご報告しますね。

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